ベストウェイとアナザーウェイ
| アルバン・ベルク四重奏団 | |
| 「ベートーヴェン/弦楽四重奏曲集第2集」 | |
| 発売日: 2007/3/14 品番:TOBW-93040・41 税込:3,500円 | |
| 2010年3月1日 |
チームで何かを成し遂げるとなると、いかに同じところをめざして進めるかという協調性が大事ですよね。オーケストラなどの大人数の場合、指揮者のもと、どのようにめざす音を作り上げるかが求められますが、室内楽などの少人数の場合、ちょっと違うようです。
同じ方向を見つめてしまうと、音が面白くなくなってしまう。「今回の演奏、良かったね」と聴き手が感動するのは、演奏者同士がそれぞれの個性を主張しあい、演奏している当事者にとっては「今日はバラバラだったんじゃない?」と感じるときなんだそう。いわゆる「ソツなくまとめる」という大人の意識が働かないとき、いいものが生まれるというのです。なんだか、わかる気がします。
室内楽といえば、弦楽四重奏。その中でも世界を代表する四重奏団と言われているのが、ウイーンのアルバン・ベルク四重奏団です。2年前に解散してしまいましたが、スケール感としい、繊細さといい、彼らが一番のっている時期に収録された演奏が、ベートーヴェンの全曲演奏会としてDVDになっています。CDだと音しかわかりませんが、DVDならお互いにタイミングをとるアイコンタクトもわかって、音がどのように作られていくのか、感じることができます。
何事も長くやり続けていると、自然と近道を見つけて一番効率的な方法を選ベるようになってしまいますが、停滞もそこから生まれます。たまには室内楽の手法で、いつもと違う方法を選択してみるのもいいかもしれませんよ。
|
|
|






















