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能登半島地震 教育支援ボランティア ④
★7月31日のボランティア活動
石川県能登市内の小学校にて 備品整備ボランティア参加者の声
福井県教職員組合からの参加者
震災があった当初は、ニュースなどで頻繁に取り上げられていましたが、日が経つにつれて少しずつ震災に関する報道が減っていったように思います。今回のボランティア活動を通して、被災地の復興がまだまだ道半ばであることを痛感しました。また、参加することは、より多くの人に被災地の現状を知ってもらうきっかけにもなるので、そういった意味でも非常に意義のあることだと思います。今回のボランティアのような機会があれば、是非また参加させていただきたいと思います。
福井県教職員組合からの参加者
ボランティア当日の朝、能登の住宅地を歩いてみました。多くの家が傾き、押し潰され、それぞれの玄関には『危険』『注意』の貼り紙がされています。人の気配も少なく、静かでした。首輪をした猫が、人気の無い家の前で寝転んでいました。歩き続けた先の海岸沿いには仮設住宅が並んでいます。海沿いでの長い避難生活に、被災者はどれだけの不安を抱えているのか考えました。
富山県教職員組合からの参加者
訪れた小学校では、校舎自体にさほどの被害はなかったとのこと。ただ、4月頃までは避難所となっていたこともあり、ご苦労されたことも多々あったようです。
当日は校舎内の清掃や、教材庫、理科室や保健室等の教材・備品等の整備を中心に活動を行いました。幸い破損したものも少なく、これを機会により一層整理・整頓が進んだものと思います。
被害が少なかったとはいえ、近くには仮設住宅も立ち並んでいました。子どもの中にも未だに避難所生活を送っていたり当時の恐怖が忘れられなかったりする子どももいることでしょう。夏休み明けには、きれいな校舎で笑顔で迎えてくれる教職員と楽しい2学期を送ってくれることを祈っています。