連合救援ボランティア記録

釜石の石灰撒きチームと分かれ、大槌町の片付けに。
地元社会福祉協議会の案内で、大槌町は2チームに分かれ2軒の片付け。
道路が渋滞し、壊滅状態の釜石を抜けて現地までバスで2時間。
10時すぎから作業開始。
内容は、二階が住める人に避難所から戻っていただくための、一階の片付け。
45分作業、15分休憩のペース。
川の堤防を越えた津波は一階の鴨居まで。
50センチほどの津波警報だったとかで、自宅にいて、あわてて着のみ着のままで山に逃げて助かったそうです。
 
庭にたまる泥、ごみ、柱、タイヤなど、あらゆる物を、庭先や道路、土手に積み上げる。室内の海水混じりのタンス、畳、衣類を外に出す。濡れており、重たい。夫婦と息子さんで震災一週間後から片付け始め、泥出しが大変だったとのこと。作業が早く進み、2軒の間にある家も少し手伝う。

少し海側に行くと一面焼けている。夕方、スコップ、一輪車を溝で洗い、作業終了。2軒のご夫婦に挨拶。「助かりました」と涙でお礼を言われ、バスを見送ってもらう。

明日も、みんなで力を合わせてがんばります。