女性の一人住まいの家を担当、妹さん夫婦が手伝いに来られていました。
「前より家が広くなったね」と。
お母さんの手縫いの着物を捨てる時、「ばいばい」。
私たちに「プロみたいですね」「訓練してきたんですか?」「筋肉痛になるから無理しないでね」と、明
るく接していただき、逆に元気をもらいました。
お昼に、捨ててあるケースに座っていると、汚れた私たちに、「おしりが汚れるから」と拭いてくださる。「何もないけど、これ食べてください」と、サンドイッチとジュースまで頂き、断り切れず頂く。じーんと来ました。
流れて来た泥とごみだらけだった町が、見る見る片付き、人の住む町に変わっています。
人間ってすごい。すばらしい。
これからが大変でしょうが、必ず復興すると思います。