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- 小学校給食費の「抜本的負担軽減」に向けた制度概要が判明
小学校給食費の「抜本的負担軽減」に向けた制度概要が判明
2025年12月19日、文科省、総務省、財務省は自民、公明、維新の三党による議論をふまえ、2026年度から小学校給食費の抜本的な負担軽減(いわゆる給食無償化)を実施することを決定しました。
「給食無償化」という表現については、完全な無償化を想起させる懸念があることから、政府は「保護者負担となっている学校給食費の抜本的な負担軽減」であることを明確化し、その趣旨の周知にとりくむとしています。
食材費相当額の予算補助
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●補助基準額: 2026年度は1か月当たり5,200円と設定。
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●継続的な見直し: 毎年給食費調査を実施し、実施状況や物価動向等をふまえて適切な額を設定します。
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●対象拡大: 補食給食やミルク給食実施校についても、同様の考え方で基準額を設定します。
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●自治体の判断: 食材費が補助基準額を超える自治体については、学校給食法に基づき、引き続き保護者から給食費を徴収することが可能です(自治体負担か保護者徴収かを各自治体が判断)。
財源の流れと仕組み
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●補助基準額(5,200円)の財源は、国から都道府県を経由して市町村へ交付されます。
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●国費負担(2,600円): 「給食費負担軽減交付金(仮称)」として交付。在籍児童数(非喫食者を含む)に基づいて積算されます。
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地方交付税措置(2,600円): 残りの半分は地方交付税で措置。これにより、地方交付税の不交付団体である市町村にも、都道府県を通じて財源が渡る仕組みとなります。
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留意点: 東京都(地方交付税の不交付団体)については、国からの交付金分(2,600円)のみが交付されます。
その他の対応
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●非喫食者への支給判断は、学校設置者である市町村が行います。
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●給食未実施校に対しては、完全給食実施にむけた施設整備等を支援するため、2025年度補正予算において先行的な支援を実施します。
- 《出典:文部科学省「三党合意に基づくいわゆる教育無償化に向けた対応について」》
