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- 指導体制に見合った教育課程の編成・実施について
指導体制に見合った教育課程の編成・実施について
文部科学省は、昨年12月25日、2024年度公立小・中学校等における教育課程の編成・実施状況調査の結果を公表しました。それによると、以下の点が明らかになりました。
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●2024年度計画時点で標準授業時数を大きく上回って(1,086単位 時間以上)教育課程を編成・実施している学校の割合は、大幅に減少したものの、依然と して小学校5年で17.7%、中学校2年で15.2%となっている。
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●標準授業時数を大幅に上回っている学校のうち、標準授業時数を上回る部分の具体的な使い方を想定していない学校も25%程度ある。
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●都道府県・政令市ごとに、年間1,086単位時間以上の教育課程を編成している学校の割合に大きな差がある。
これを受けて文部科学省は、今年2月28日付の「令和5年度公立学校教職員の人事行政状況調査結果等に係る留意事項について(通知)」の中で、次のように述べています。
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●これまで、標準授業時数を大幅に上回っている教育課程を編成している学校は、見直すことを前提に点検を行い、指導体制に見合った計画とすることを求めてきたところで あるが、指導体制に見合った計画となっていないにもかかわらず、必要な見直しを行う 予定の無い学校もあり、こうした学校は指導体制に見合った計画とするための対応を検 討する必要があること。
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●標準授業時数を大幅に上回っている学校のうち、標準授業時数を上回る部分の具体的な使い方を想定していない学校も25%程度あり、こうした場合は、教育の質の向上のため真に必要な時間かどうかを検討し、改善を図る必要があること。
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●各教育委員会及び学校において、各学校の指導体制に見合った改善が図られるよう、不断の見直しに取り組むこと。
現在の教育課程が子どもたちにとってもカリキュラム・オーバーロードとなっていることから、文部科学省は、学習内容を精選し、年間の標準授業時数そのものを縮減すべきです。
