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ミャンマー教育支援活動① Basic Teachers’ Training for Music and Reading Course
2017/05/05
日本教職員組合は、ITUC(国際労働連合総連合)、ITUC‐AP(ITUCアジア・太平洋地域)、連合とともに、ミャンマーの教育支援活動にとりくんでいます。
これまでは、学校施設の建設支援や学習備品購入支援など財政的な支援を中心に行ってきました。
今回は、音楽教育の充実を願うミャンマーの教員たちに、楽器を使っての演奏方法、指導方法の研修をCTUM(ミャンマー労働組合総連合)ととも実施しているところです。
5月1日より5日までの5日間の泊りがけの研修にマグー地区を中心に各地から22人が集まりました。
初日から2日間は、音楽教育の基礎研修を高校の音楽教員のシェキラさんを講師に行いました。
3日目からは、日本教職員組合の組合員が講師となって、鍵盤ハーモニカ、縦笛を使っての演奏方法、指導方法の研修です。
研修参加者のほとんどが鍵盤ハーモニカ、縦笛を演奏することは初めてで「簡単に音は出る!」からの「演奏することの難しさ」に真剣にむかい合いました。
研修会場の外の気温は連日40度近い中、22人は休み時間も惜しんで練習しています。
4日目は、鍵盤ハーモニカと縦笛の合奏にとりくみ、実際に子どもたちに教える場合の指導方法について研修しました。
明日は最終日、子どもたちを招いての指導方法研修を実施する予定です。