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2008年度日本教職員組合平和集会を大阪で開催

2008/10/02

2008年度日本教職員組合平和集会を大阪で開催 

2008年10月2日

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全体会のようす

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熱心な討議が行われた分科会

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大阪国際平和センターを見学する参加者

9月27〜28日、2008年度日本教職員組合平和集会を大阪で開催し、約140人が参加した。

1日目の全体会では、地元大阪教組新居委員長より、大阪教組の平和・人権教育のとりくみや学習施設活用の必要性などの挨拶を受けた。基調提案では、運営委員会西田事務局次長より、憲法、基地、核廃絶などの課題について連帯した広範な運動をすすめるための議論を行うことが提起された。続いて、「今、戦争の記憶を引き継ぐ時」と題して関西大学の横山篤夫さんが講演され、地域史の掘り起こしやピースおおさか平和運営委員としての活動を紹介するとともに、戦争体験を次の世代に伝えていかなければならないことを訴えた。分科会では、「基地、日米安保条約、有事法制」「核と人権の問題」「戦後補償・国際連帯へのとりくみ」「平和をすすめる運動」の4つの分科会で、それぞれ3本のリポートをもとに活発に討議された。特別報告として、神奈川高教組の飯川賢さんより、米軍基地をとりまく最近の状況と原子力空母の横須賀母港化阻止のとりくみについて報告された。また現地報告として、大阪平和人権センター事務局長の富永猛さんより、平和人権センターの活動と知事による「改革」に対する闘いなどについて報告を受けた。

2日目はフィールドワークを行った。大阪国際平和センター(ピースおおさか)では、職員の山本さんより、館内の紹介と学校での活用の仕方について説明を受けた後、施設内を見学した。大阪人権博物館(リバティおおさか)では、事業部次長の石橋さんより、館内の紹介と展示を活用した人権教育の推進について講演を受けた後、施設内を見学した。

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