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日本教職員組合第61次教育研究全国集会

2012/02/02

日本教職員組合第61次教育研究全国集会

2012年2月2日

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1月28日~30日、富山県において、のべ1万人が参加した日本教職員組合第61次教育研究全国集会が開催されました。

全体集会のなかで、日本教職員組合中村讓中央執行委員長は、『教育研究活動の生命は、子どもを見つめ、地域・保護者と十分に連携した実践、教育活動や職業生活を客観的に考えてみることにあります。職場を「協力・協働の場」として位置づけ、学校を「学びの共同体」として創造することから教育と福祉を中心とする民主的社会をどう創り上げていくか、そのことを研究し合い、話し合い、具体化させることにあります。』と述べました。

また、富山県のとりくみである「逆さ地図」を取り上げ、日頃「見慣れている日本地図」とはまったく視点が異なることに触れ、日常の授業でも柔軟な発想を取り入れることに意義があるとして『学ぶものに知的興奮を与え、刺激する授業はいい授業であり、柔軟な発想は深い教材研究・題材研究から生まれる。そして、こうした発想が生まれるには、教職員に時間的、精神的な「ゆとり」が必要だ』と訴えました。

全体集会終了後、午後から25の分科会にわかれ、日ごろの教育実践が報告されました。その報告をもとに参加者による討論が行われました。本年度は、震災に関するリポートが多く報告され、これからの防災・減災教育の方向性などが討論されました。

29日、特別分科会「講演と子どもシンポジウム」を、『子どもたちが発信~震災からみえる子どもの権利~』をテーマに開催しました。『大災害と子どもたちの支援』をテーマに、兵庫県立舞子高校の諏訪清二さんが講演を行いました。午後には、被災地の子どもや障害のある子ども、地元の震災にかかわる活動をしている子どもなど7人をパネリストにシンポジウムが開かれ、活発な意見交換がされました。

また、特別分科会では、地元の南砺平高校・郷土芸能部による『-いま私たちにできること・災害復興への願いをこめて-』と題したアトラクションが行われました。

3日間の討議後、アピールを出し(下記からダウンロードできます)、集会を終了しました。

ダウンロード

pdf

第61次全国教研 アピール

61ap.pdf

日本教職員組合第61次教育研究全国集会

2012年2月2日

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1月28日~30日、富山県において、のべ1万人が参加した日本教職員組合第61次教育研究全国集会が開催されました。

全体集会のなかで、日本教職員組合中村讓中央執行委員長は、『教育研究活動の生命は、子どもを見つめ、地域・保護者と十分に連携した実践、教育活動や職業生活を客観的に考えてみることにあります。職場を「協力・協働の場」として位置づけ、学校を「学びの共同体」として創造することから教育と福祉を中心とする民主的社会をどう創り上げていくか、そのことを研究し合い、話し合い、具体化させることにあります。』と述べました。

また、富山県のとりくみである「逆さ地図」を取り上げ、日頃「見慣れている日本地図」とはまったく視点が異なることに触れ、日常の授業でも柔軟な発想を取り入れることに意義があるとして『学ぶものに知的興奮を与え、刺激する授業はいい授業であり、柔軟な発想は深い教材研究・題材研究から生まれる。そして、こうした発想が生まれるには、教職員に時間的、精神的な「ゆとり」が必要だ』と訴えました。

全体集会終了後、午後から25の分科会にわかれ、日ごろの教育実践が報告されました。その報告をもとに参加者による討論が行われました。本年度は、震災に関するリポートが多く報告され、これからの防災・減災教育の方向性などが討論されました。

29日、特別分科会「講演と子どもシンポジウム」を、『子どもたちが発信~震災からみえる子どもの権利~』をテーマに開催しました。『大災害と子どもたちの支援』をテーマに、兵庫県立舞子高校の諏訪清二さんが講演を行いました。午後には、被災地の子どもや障害のある子ども、地元の震災にかかわる活動をしている子どもなど7人をパネリストにシンポジウムが開かれ、活発な意見交換がされました。

また、特別分科会では、地元の南砺平高校・郷土芸能部による『-いま私たちにできること・災害復興への願いをこめて-』と題したアトラクションが行われました。

3日間の討議後、アピールを出し(下記からダウンロードできます)、集会を終了しました。

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第61次全国教研 アピール

61ap.pdf

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