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「ともにまなぶ」 第1回TOMO-KEN開催

2009/12/02

「ともにまなぶ」 第1回TOMO-KEN開催

2009年12月2日

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11月28日~29日、全電通労働会館および総評会館において、第1回青年教育実践交流集会が開催され、300人が参加しました。この集会は「友に学ぶ・共に学ぶ」の意味を込めて、「TOMO-KEN」の略称をつけています。

全体会の挨拶で、中村讓日本教職員組合中央執行委員長は「今の学校現場では青年層が少なかったり、20代が1人しかいないという場合もある。相談する相手や、愚痴を言い合う仲間がいるのか、孤立感に苛まれているのではないか。そういうなかで、1人じゃないと思える全国連帯の素晴らしさを一度は実感して欲しいと考えていた。TOMO-KENが、1人で抱え込まない・視点を広げるといった『気づきの場』になり、みなさんの職場の教育研究・実践の活性化につなげていってほしい」と述べ、「『元気』をお土産にしてください」と語りかけました。

2日間にわたる分科会では、学校にかかわるさまざまな課題について討論がおこなわれました。
 参加者からは
「全国の話を聞いていろいろなとりくみがあると知り、まず仲間づくりから始めようと思った。ネットワークを広げていきたい」
「悩んだりする前にやってしまおうと思えるようになった」
「組合活動は大変だと言われるが、こんなふうに、違う県の、職種も違うみんなと話せる機会は貴重。校内で話し合うだけでは見えないことがあった」
「小学校・中学校・高校など、違いはあっても、そういうものを超えて子どもや地域の話ができてよかった。考え方は生かせると思った」
などの感想がありました。

最後にまとめとして、江藤創平日本教職員組合青年部長が、「ここで終わりではなく、ここを始まりとして、ここで得たことを現場に持ち帰って、現場のみんなと語り合ってほしい」と延べ、集会を終了しました。

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