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子どものゆたかな育ちと学びのために ~少人数学級の実現を

2010/10/27

子どものゆたかな育ちと学びのために ~少人数学級の実現を

2010年10月27日

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10月26日、日本PTA全国協議会・各校長会・全国市町村教育委員会連合会・日本教職員組合などが参加する 子どもたちの豊かな育ちと学びを支援する教育関係団体連絡会 の主催による『少人数学級の実現に向けた教職員定数の改善を求める全国集会』が行われ、500人が参加しました。

全国集会ではまず、『子どものゆたかな育ちと学びのシンポジウム』が行われ、コーディネーターとして小川正人さん(中央教育審議会委員)、シンポジストとして、山森光陽さん(国立教育研究所研究員)島崎直人さん(神奈川県小学校教員)木村正俊さん(日本PTA全国協議会副会長)の4人による討論がなされました。

「これまで、少人数学級に対する反対意見として『子どもたちの社会性の発達のためには多くの人数で学ぶことが大事である』ということがよく言われてきた。しかし、少人数学級のほうが、大人数の学級よりもさまざまな効果があることは確かである。ただ、少人数学級にすることで、すべてを解決することはできない。小さい単位の学級をきちんと条件整備するなかで、その学級同士をどう結びつけていくかを考えることが必要である」という少人数学級に対する考え方が出されました。

シンポジウム終了後、集会が行われました。高木義明文部科学大臣、輿石東民主党参議院議員会長をはじめ、衆参両議院から多くの国会議員の参加がありました。

高木文科大臣からは、「教員が子どもと向き合う時間を確保し、子どもたち一人ひとりにきめ細かな教育を行えるよう、教職員定数の改善を行うことが急務だと考えております。少人数学級の実現に向けた教職員定数の改善に対する皆様方の思いをしっかり受け止め、新教職員定数改善計画(案)を実現できるよう努力してまいりますので、更なるご支援をお願いをいたします。」とあいさつがありました。

最後に「少人数学級実現に向けた教職員の定数改善を求めるアピール」が採択され集会を終了しました。

アピールは下記をご参照ください。

pdf

アピール

api1026.pdf

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