ニュース

子どもたち一人ひとりにきめ細やかな教育を

2016/11/14

子どもたち一人一人にきめ細やかな教育を

 2016年11月11日

日本教職員組合は、11月1日に子どもたち一人ひとりにきめ細やかな教育を保障するため、一学級の最大人数を現状より少なくすることを求める一連の行動を行いました。

中央集会を開催し、神本美恵子参議院議員、なたにや正義参議院議員、斉藤嘉隆参議院議員から情勢を含めた挨拶をいただきました。そして、意思統一の後、国会議員要請を行いました。

その後、日本教職員組合も一員である「子どもたちの豊かな育ちと学びを支援する教育関係団体連絡会(通称:子ども支援連絡会)」による教育フォーラムと集会が開催されました。

教育フォーラムでは、山本シュウさんから「みんなの人権が守られている社会に!~合い言葉は、『We are シンセキ!』」と題する講演がありました。

これに続き、「次世代を担う子どもたち一人一人にきめ細やかな教育を実現するために教職員定数の改善を求める全国集会」が開催され、PTA関係者、教職員、国会議員など約500人が参加しました。松野博一文部科学大臣、樋口尚也文部科学大臣政務官、自民党 宮川典子衆議院議員、民進党 平野博文衆議院議員、公明党 浮島智子衆議院議員、社民党 吉川元衆議院議員、自由党 木戸口英司衆議院議員が挨拶されました。

財務省からは教職員を約4万9千人減らせるという試算が出ています。教育に直接携わる者としては、この議論は現場実態を理解していないと言わざるをえません。

次代を担う子どもたちの健やかな成長は、すべての大人たちの願いであり、子どもたちが全国どこに生まれ、どんな家庭環境で育ったとしても、等しく良質な学校教育を受けられるようにすることは、私たちおとな、そして国の責務です。子ども支援連絡会として各団体が連携し、教育の充実を国に求めています。

pagetop