インドでの児童労働対策プロジェクト 2011-12年度

インドのアンドラ・プラデシュ州ナガルドーティ村のコットン生産地域では、子どもたちが人体に有害な農薬被害を受けながら児童労働に携わっています。日本教職員組合は、子どもたちを危険な児童労働から解放し、就学を徹底させるとりくみを行っている特定非営利活動法人ACEを支援しています。

2010年からプロジェクトを開始し、これまで164人の子どもが児童労働から離れて学校に通うようになりました。また、行政との連携ができたことから学校の学習環境が改善されました。さらに、保護者の収入向上の支援も行われ、子どもたちの就学が保障されるとりくみを行っています。2012年度以降は、他の村でプロジェクトを行うほか、ACEが撤退した後にもプロジェクトの効果が持続し、村人たちが自立していくためのとりくみを行います。

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