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新潟県中越地震災害ボランティア派遣記録集
2004年10月23日(土)の午後6時前後に震度6強以上が3回(最大震度7)、翌朝までに震度4以上が10数回に及ぶ地震が新潟県中越地方を襲いました。一連の地震は長岡市、小千谷市、十日町市、川口町、山古志村などに大きな被害をもたらし、避難者は10月26日に10万人を越えました。
日本教職員組合は10月28日に森越委員長が新潟県教組、新潟高教組に激励に行き、義援金を届けました。そして、災害救援カンパのとりくみを全国に訴えました。
被災直後より各単組からは災害救援ボランティア等の派遣にむけて中央からのとりくみ方針を示すよう要請が寄せられました。
日本教職員組合は、新潟県・高教組、連合本部と連絡をとるなかで、11月11日から12月11日(当初は12月26日までを予定)までボランティア派遣を行いました。
困難ななかでボランティアにとりくんでいただいた皆さんに感謝し、活動内容を記録に残すために「中越地震災害ボランティア報告」を作成しました。
また、活動経過と内容を記録することが、「何時、何処で起きるかわからない」災害に備える防災意識を高めること。そして、万が一災害が発生した時の被害を最小限にとどめることに役立ち、その後の対処に参考となることを願っています。
被災地、被災者の方々の一日も早い復興を願っています。