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アジア地域ツナミシンポジウム
2005年5月以降、日本教職員組合はEI (教育インターナショナル)とともにスリランカとインドネシアのアチェで、被災した子どもたちのトラウマを和らげるノウハウを現地の教職員に提供する「トラウマ・カウンセリング・プロジェクト」を実施しました。プロジェクトでは阪神淡路大震災の復興支援の経験を生かしつつ、現地のニーズに合わせた特別プログラムを作り、プロジェクトの中心的役割を担うコアトレーナーの養成研修を実施。さらにコアトレーナーを中心に各被災地域で教職員を対象としたカウンセリング研修を行いました。
11月に開催されたアジア地域ツナミシンポジウムは、それらの活動の総括的なシンポジウムとして開催され、インドネシアやスリランカといったアジア地域のEI加盟組織が集まり、防災教育や災害発生後のメンタルケアの重要性を共有し、学校現場でのとりくみの必要性について認識を深めました。