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2008年母と女性教職員の会全国集会 子どもたちに平和な未来を

2008/08/06

2008年母と女性教職員の会全国集会
子どもたちに平和な未来を
−めざそう つくろう 安心・安全な社会を− 

2008年8月6日

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8月1日(金)2日(土)、全国から参加いただき、日比谷公会堂、日本教育会館、総評会館において、標記の集会を開催しました。

1日目は全体会でした。開会行事では、主催者挨拶として中村讓委員長が「『一緒に生きていこうよ』と呼びかけ、交流の中から希望への語らいを」と語り、構成詩では「子どもたちは 私たちの宝。現実から目をそらさず 手をつなぎ 行動しよう」と呼びかけ、参加者全員で「子どもの未来は子どものもの」を歌いました。

西澤哲さん(山梨県立大学)の「子ども虐待:子どもと親の心理の理解」と題しての講演がありました。レジュメをもとに、虐待の影響とサイン、成長とともに起こる愛着障害と関連疾患等について説明し、虐待を見落として病名をつけていくことへの危険性や、親のためではなく子どものための育児をしようと語りました。参加者からは、続きを聞きたいという意見が出ました。

沖縄のデュオ「そら」の歌とトーク「みんなにできること」は、沖縄の戦禍を自分たちなりに語り継ごうとつくった歌や、母や父への歌を歌い、平和や家族への思いに会場が包まれました。

最後に、「格差のない社会、生まれてきてよかったと思える社会をめざし、憲法をまもり、声をあげよう」と集会アピールを採択して全体会を閉じました。

2日目は、15の分科会を17会場でおこないました。お母さんと教職員の問題提起をきっかけに、テーマの中で、具体的にどう運動をすすめていくのか討議を深めました。「他県の様子やお母さん方の活動が聞けて勉強になった」「もっと活動していこうと、元気が出た」「退職された方に励まされた」等の声がありました。「厳しい現実の中でも、知り、手をつなぎ、声をあげ、活動していくことが大切だ」という声は、草の根の運動である母女の原点です。男性の参加も得ながら、全国集会で得たことを持ち帰り、足元の市町村、県での母女の活動を積み上げ、また来年とりくみを交流し、力強く前進させていきたいと思います。詳しくは、全国集会報告集をつくりますのでご覧ください。

ご参加いただいたみなさん、25人の各ブロック代表の運営委員のみなさん、ありがとうございました。

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