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第49回全国寄宿舎教職員大会を開催

2008/08/26

第49回全国寄宿舎教職員大会を開催 

2008年8月26日

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第49回全国寄宿舎教職員大会は、8月9日から11日まで、神奈川県横浜市で開催されました。開催地神奈川には寄宿舎指導員の組織がないながらも、神奈川県教組障教部の応援をえて、全国から約100名の参加で大会を成功することができました。

大会初日の全体会は、開会行事に引き続いて、弁護士で全国教研共同研究者でもある大谷恭子氏(四谷共同法律事務所)の記念講演が行われました。インクルーシブ教育を実現するために、国連・障害者権利条約の批准は重要であることや、その子にとって必要な場であるなら寄宿舎も十分活用できること、そのために検討しなければならない課題が多くあることが述べられました。今後の寄宿舎制度改革の方向について重要な示唆をいただきました。

2日目は、第1分科会「社会参加へむけたとりくみ」、第2分科会「自立にむけたとりくみ」、第3分科会「新たな役割にむけたとりくみ」に分かれて寄宿舎における教育実践を交流しました。3日目は、この3月に出された寄宿舎制度改革推進委員会・第3次報告を中心に討論が進められ、寄宿舎を生活教育センターへ、寄宿舎指導員を生活教諭へという制度改革にむけて何をするべきなのかについて議論が深められました。

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