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2021年 学校現場の働き方改革に関する意識調査

2021/12/15

日教組は、学校現場の実態を社会に発信するとともに、文科省・教育委員会との交渉・協議に活用し、「実感できる働き方改革」へとつなげることを目的に、全国加盟単組を通じて、学校現場の働き方改革に関する意識調査(Web調査)を実施しました。

(調査期間2021年1学期における通常の1週間を調査 調査回答総数 7,014人)

【調査結果の概要】
● 教員の労働時間の実態
教員の週あたり平均労働時間は、62時間56分(学校内56時間37分、自宅6時間19分)であった。
正規の勤務時間は、(7時間45分)×5=38時間45分であることから、週あたりの平均時間外勤務時間は、24時間11分となる。これを単純に4倍して月換算すると、実質96時間44分/月 の時間外勤務となり、過労死ライン(80時間/月)を大きく上回る危険な状態が常態化していることが浮き彫りとなった。校種別では、中学校が最も長く、平均120時間12分/月 の時間外勤務であった。

その他、「36協定の締結状況」、「教職員の勤務の把握状況」、「長時間労働の是正と部活動指導」などについて、調査結果をまとめました。

調査結果の集計についてクリックしてご覧ください。

☆Web調査のポイント

2021年学校現場の働き方改革に関する意識調査(詳細版)

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