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第3回TOMO-KEN(青年教育実践交流集会)開催
2011/10/31
第3回TOMO-KEN(青年教育実践交流集会)開催
2011年10月31日
10月29日~30日の2日間にわたり、第3回TOMO-KENを開催しました。日本教育会館で行われ、300人以上が参加しました。
「友に学ぶ・共に学ぶ」を合言葉に「TOMO-KEN」と名づけられたこの集会は、2009年から開催され、年々参加者が増えています。学校現場での実践や教育活動についての悩みなどを出し合い議論をし、今後、子どもたちの学びの支援をするための一助となる会となっています。
全体会では、中村讓日本教職員組合中央執行委員長から「教育は一人でしているのではありません。教育実践の検証や授業・教育活動への反省や不安、また質の高め合いを教育研究・研修として仲間と語り合ってください。平和は、ひとりで守れますか、創り出せますか。組合に入ることのメリットがある・なしではなく、子どもと教育、そしてあなた自身の人生のために一緒に活動していきましょう」とあいさつがありました。
また、江藤創平TOMO-KEN実行委員会事務局長から「この2日間、自分の意見を自由にたくさん話して、現場にたくさんのことを持ち帰って広げてください」と参加者への提起がありました。
分科会では、「子どもが主役の学校・学級づくり」「特別支援の実践」「子どもと考える平和・人権・環境」などのテーマで討論がなされました。全国から教職員が集まることにより、「今まであたりまえだと思っていたことが、全国的にはめずらしいことで、地域特有のものだったと初めてわかりました」などの感想がありました。
また、震災にともなう子どもたちの転出入や区域外就学について、心のケアや健康の問題についてなど、幅広く意見交換が行われました。