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教研会場拒否のプリンスホテル問題 集会の自由など保障の必要訴え弁護士会が24日、緊急シンポ

2008/03/25

教研会場拒否のプリンスホテル問題
集会の自由など保障の必要訴え弁護士会が24日、緊急シンポ

2008年3月25日

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発言する岩崎政孝弁護士

グランドプリンスホテル新高輪が今年2月の日本教職員組合の教育研究全国集会での全体会会場使用をいったん受けながら拒否し、3度にわたる東京地裁、高裁の司法判断にも従わず、教研全体会が中止に追い込まれた問題で、24日、東京第二弁護士会の緊急シンポジウムが開かれました(千代田区・弁護士会館)。

席上、日本教職員組合側代理人の岩崎政孝弁護士は、「右翼団体はホテル側の拒否で一定の目的が達せられたというようにコメントしている。『敵意ある聴衆』を口実に言論、集会の自由が脅かされないよう、社会全体が(その保障を)担うべきだ」としたうえで、ホテル側が今日に至るまで、司法判断で否定された使用拒否の理由なるものをホームページ上で掲載し続け、記者会見まで開くなどしていることを、「継続的な違法行為」を行うものだと指摘しました。

さらに、「主催者は平穏に集会を持とうとしているのに、右翼団体などが騒ぐからとなれば、淡々と行われてきた集会を『問題視』することになる。教研はそういう迷惑な集会だと前提視することになり、波及効果としても見過ごせない」と、先にホテル側に損害賠償請求訴訟を起こした背景についても触れました。

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