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EIアジア太平洋地域委員会開催される

2016/10/04

EIアジア太平洋地域委員会開催される

 2016年10月3日


9月27日より岡本委員長が議長を務めるEIアジア太平洋地域委員会がミャンマー・ ヤンゴンにて開催されました。

開会に際し、岡本委員長は、PGRI委員長であったスリスティーヨ氏の逝去に対し深い哀悼の意を表し黙祷をささげました。また、あいさつでは、民主政権の誕生したミャンマーで会議が開催されることの意義を伝え、貧困、紛争、弾圧などを地球規模の課題として共有し、すべての人のために質の高い教育が保障されるように具体的施策を実施しなければならないと述べました。

全体会では、EI重点項目である、①万人のための質の高い教育 ②労働組合と人権 ③ジェンダー平等 ④EIAP地域における加盟組織の能力構築 ⑤EIの強化 に関する報告などを中心に意見交流が行われました。アジア太平洋地域において、多くの国々が深刻な人権侵害や組織に対する不当な弾圧を受けている中、委員からは、世界連帯のEI活動への期待の声が上がりました。分散会では、SDGs目標4「すべての人に包括的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する(外務省訳)」の達成のために、①「計画、実施、再考、モニタリングにおける教職員組織の担う役割」 ②「政府に対し公教育への十分な資金供給を求め質の高い教育を実施させるために、教育民営化・商業化を阻止するとりくみ」について意見交流・協議が行われました。会議は、第23回EIAP委員会決議をまとめ、SDGs目標4の達成にむけて引き続き、政府、産業界、労働界、NGO等などと連携を強化することを確認し閉会しました。

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