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少人数学級の実現を! 教育関係23団体で訴え
2009/11/06
少人数学級の実現を! 教育関係23団体で訴え
2009年11月4日
11月4日、星陵会館にて、日本教職員組合も参加する 子どもたちの豊かな育ちと学びを支援する教育関係団体連絡会(教育関係23団体の連絡会)主催による「教職員の定数改善および少人数学級の実現を求める全国集会」が行われ、300人が参加しました。
江田五月参議院議長、川端達夫文部科学大臣をはじめ、衆参両議院から多くの国会議員も出席して行われた集会では、冒頭、日本PTA全国協議会の相川敬会長より「昨今の教育に関する改革方針は、合理的な運用・コスト削減・即効に重点を求めるような施策に思えてならない。教育は『物』ではない。温もりがともなう、手間と時間がかかるものである」とのあいさつがありました。
川端文科大臣からは「コンクリートから人へ、政策を転換していかなければならない。予算上で教育費が占める割合も、OECD平均の対GDP比5%まで引き上げていく必要があり、みなさまからの要望は真正面から受け止めて、努力していきたい」とあいさつがありました。
最後に、「少人数学級の実現」「教員が子ども1人ひとりに向き合う時間の拡充」などを求める要請文を決議し、集会を終了しました。
教職員の定数改善及び少人数学級の実現を求める要請 |