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生活のなかにある公共サービス ~基本条例の制定を!
2010/09/10
生活のなかにある公共サービス ~基本条例の制定を!
2010年9月10日
9月8日、公務労協(公務公共サービス労働組合協議会)が主催する「国民の安心と安全を確保するための公共サービスの再構築と公務員の労働基本権の確立を求める9.8中央行動」が、東京・日比谷公会堂等で行われ、2,500人を越える参加がありました。
公務労協議長である中村讓日本教職員組合中央執行委員長は、あいさつのなかで、「公共サービスの最前線は、人による人へのケアにあることが理解されていない。『公』を装った『私』の拡大は、今日の未だ解消されない貧困と格差の社会をより一層悪化させる」と述べ、「公共サービスは、市民生活の質を確保し、企業が有効に活動するための基盤でもあるが、現在はそれが揺らいでいる。各自治体で、『公共サービス基本法』に基づく『公共サービス基本条例』の制定が必要だ」と訴えました。
※公務労協は、公務公共サービス関連労働者が結集し、2003年に結成されました。公共サービスとは日々の生活のなかに溶け込んでいて見えにくいものですが、水道・バスなどの交通機関・学校・病院など、それがなければ生活が成り立たないものばかりです。市民のニーズにこたえ、必要なところに必要な公共サービスが行き届く、安心して暮らせる社会をめざしています。
公務労協・公共サービス基本条例については、下記リンクをご参照ください。