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ともにつくる平和な未来 -母と女性教職員の会全国集会
2012/08/03
ともにつくる平和な未来 -母と女性教職員の会全国集会
2012年8月3日
8月1日(水)2日(木)、東京・日比谷公会堂等を会場に「母と女性教職員の会全国集会」を開催しました。母と女性教職員の会全国集会は、1954年「日本のお母さんに訴える」のアピール採択以来、人権や平和を守るためお母さんと教職員が手をつなぎ、ともに全国各地で連綿と積み重ねてきた草の根運動である「母女の運動」の全国集会です。
1日目の開会行事では、主催者を代表して、日本教職員組合の加藤良輔中央執行委員長が「(子どもの「自死」について)そこにいたるまでの根っこに、なぜ気がつかなかったのか、私たちは常に問い続けないといけない」「教育の本質は異質なものを排除するのではなく、さまざまな個性のつながりから、互いに支えあい、学び合い、高めあう関係をきずいていくこと」等とあいさつしました。
続いて、「原発災害と復興ビジョン」と題して、浪江町の復興検討委員会にも関わる鈴木浩さん(明治大学客員教授・福島大学名誉教授)の講演がありました。これに関連し、福島県の教職員からの現状報告も行われました。
歌とトークのコーナーでは、吉岡しげ美さんが「生命の輝きを歌う」をテーマに、ピアノの弾き語りを披露しました。
2日目は、「いじめ・不登校」「女性労働」「食の問題」等、テーマごとに15の分科会に分かれ、活発な意見交換がなされました。参加された保護者のみなさんからは「学校の教職員の方々が日頃考えていることなどがわかって、貴重な機会でした」等の感想がありました。