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STOP! Child Labour ~「労働組合」だから、できることがある~

2021/09/14

日本教職員組合が参加するNGO-労働組合国際協働フォーラム(以下、NGO労組フォーラム)の児童労働対策チームは、2021年「児童労働撤廃国際年」に合わせ、児童労働撤廃に向けた啓発チラシと動画を作成しました。

動画はこちらから
https://youtu.be/1K3qslcj7-M
啓発チラシはこちらから
ストップ児童労働啓発チラシ

2019年、各国政府は国連総会において2021年を「児童労働撤廃国際年」とすることを決めました。決議では「強制労働を根絶し、現代の奴隷制、人身取引を終らせるための即時の効果的な措置を実施し、児童兵士の募集と使用を含む最悪の形態の児童労働の禁止及び撤廃を確保し、2025年までにあらゆる形態の児童労働を撲滅する」という「私たちの世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ 」(SDGs)のターゲット8.7に向けた国連加盟国の公約に光を当てています。

しかし、残念ながら、国際労働機関(ILO)の調査によると、コロナ禍の影響でさらに900万人の子どもたちが危機にさらされ、減少し続けていた児童労働者数は過去20年間で初めて上昇し、1億6000万人に達しました。

今、子どもたちの学ぶ権利が危ぶまれています。このままでは、児童労働撤廃にむけたこれまでの道のりが閉ざされてしまいます。今こそ、私たちは児童労働の問題に目をむけなければなりません。子どもたちを児童労働から解放し、学びの機会を与えるのは、私たちおとなの責任です。そして、子どもたちの学びが、明るい未来を築きます。

STOP!Child Labour(児童労働)

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