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パキスタンでのアフガン難民教育支援
アフガニスタンは、1970年代から断続的に起きている紛争のため、世界最大の難民発生国となってしまいました。パキスタンにいるアフガン難民は約170万人に及び(2010年3月時点)、国の再建を担う子どもたちへの教育支援は最重要課題です。国連UNHCR協会(国連難民高等弁務官事務所協会)では難民への支援をつづけていますが、昨今ではアフリカの飢饉や各地の紛争が多発し、アフガニスタンへの支援が不足している状況にあります。
そこで、日本教職員組合は2012年より国連UNHCR協会と連携し、アフガン難民キャンプにおける教育の質を確保するためのプロジェクトにとりくんでいます。具体的には、難民キャンプ内にある176校、74,000人の子どものために、教員の養成・研修、教科書配布、老朽化した学校の改修などをおこなっています。とくに、一人の教員が受けもつ子どもが約70人にのぼるため、それを40人にすることを目標として、教員の養成をすすめています。