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第89回教育祭

2024/10/27

写真 献花を行う梶原貴日教組中央委員長と   百濟喜之大阪府教組中央執行委員長

 10月27日(日)、第89回教育祭を大阪城公園教育塔で執り行いました。

 今年度は5人(児童・生徒1人、教職員2人、教育関係者2人)の方を合葬し、これまでの合葬者は27,298人となりました。

 

 教育塔は、1934年9月に関西地方を襲った室戸台風により、多くの子どもたち・教職員が亡くなったことを悼み、二度とこのような惨事が起こらないことを願って、1936年、帝国教育会により大阪城公園内に建設されました。

 

 教育祭は、学業半ばにしていのちを失った児童・生徒、不慮の災害や病気などにより命を絶たれた教職員・保護者ならびに教育関係者の方々を心から追悼し、永く記憶にとどめるため、1年も欠かさず毎年執り行っています。

 

 梶原貴中央執行委員長は追悼の詞で、1月1日に発生した「能登半島地震」とその後の豪雨災害において亡くなられた方々にお悔やみと、被災された方々にお見舞いを述べました。また、全国で頻発する風水害や国際情勢にふれるとともに、いじめや不登校、児童虐待など子どもの厳しい現状と、教職員の長時間労働も深刻な問題について述べ、まとめに「子どもたちが主人公である学校、その成長を支援する教職員と保護者、地域社会が連携し、ともに学びともに支えあう教育を創りあげ、安心して生活し、学び続けられる生活環境・学習環境を整備していくことが、私たち教職員に課せられた使命であり、その実現にむけ全力でとりくんでいくことを、あらためて誓います」と述べました。

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