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第5回EI世界女性会議 inブラジル

2026/10/19

写真     女性会議の参加者とともに

写真      「Women Power!」 

 9月15~17日にブラジル・バイーアで第5回EI世界女性会議が開催されました。世界中の女性組合員約300人が、組合、教育、社会における女性のリーダーシップを高めるために集まりました。EIのマリエム・サコ・ダンソコ副会長は開会の挨拶で、「女性は教育分野で大多数を占めているにもかかわらず、学校や組合での意思決定やリーダーシップの役割を果たせていない。女性が直面する課題は女性だけの問題ではないことを強調し、ジェンダー平等は正義の根本的な課題でありEI全体の課題である。私たちはそれを変えるためにここにいる」と力強く訴えました。

 1日目の基調講演ではGender at Workの創設者であるアルナ・ラオさんが、教育や労働組合におけるリーダーシップやフェミニズム的価値観の実践に関する新たな見解を示しました。1日目の最後の全体会では参加者がそれぞれの現状を訴え、会場のあちこちで「Women Power!」の声があがりました。

 すべての子どもの教育の基本的権利を確保するために、ユネスコの調査によると世界では、就学前教育も含め2030年までに5,200万人の教員を必要としています。しかし、低賃金、劣悪な労働環境、過剰な仕事量と感情労働、社会からの尊重の欠如が教育分野の労働力危機を助長しています。そのため、2日目の基調講演では、ワンガリ・キノティさんが、ジェンダーの視点から教員不足を理解することの重要性を訴えました。分科会では、「教室での女性蔑視と闘う」や「団体交渉によるジェンダー平等の推進」等をテーマに言語グループごとにディスカッションを行いました。女性の健康と持続可能な雇用をサポートするための職場環境の改善における団体交渉のとりくみでは、月経と更年期への配慮が明示され、出産後の復職サポートや就業時間中の授乳施設の設置、仕事量の削減などがある。形式的な平等を越え、日々の労働生活における男女平等を支持する実践的かつ強制力のある対策を講ずること等の課題の共有と解決策を議論しました。

 3日目の基調講演で、チリの元労働・社会福祉大臣のジャネット・ハラさんは、ラテンアメリカ全域で極右勢力の急増しており、女性、労働者、教育に及ぼす脅威について話しました。地域および世界中で女性の権利、労働者の権利、そして教育の基本的権利を守るために立ち上がるよう促しました。

 第5回EI世界女性会議は、バイーア宣言「ジェンダー正義のために団結して立ち上がる」の採択で盛大に幕を閉じました。

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