• ホーム
  • ニュース
  • 第10回教育インターナショナル・アジア太平洋(EIAP)地域会議inインドネシア

ニュース

第10回教育インターナショナル・アジア太平洋(EIAP)地域会議inインドネシア

2026/10/22

写真 役員登壇(右から4人目が梶原EI副会長、3人目が瀧本前EIAP地域委員会議長)

写真 今回地域会議においてEIAP地域委員会議長に選出された丹野書記長

「組織力強化のための組織化:アジア太平洋地域における教育の未来を形づくる教職員組合」をテーマに、第10回教育インターナショナル・アジア太平洋(EIAP)地域会議(10/13-15)がインドネシアのジャカルタで開催されました。会議には、29ヵ国・地域の51の加盟組織から260人が集結しました。

 

教職員不足や公教育予算の不足、労働組合権・学問の自由への圧力、不安定雇用、気候変動の危機、人工知能(AI)の進展、紛争の継続など、教育を取り巻く諸課題に対応するためには、強固で民主的かつインクルーシブな教職員組合が重要であると強調されました。会議では、「公教育」「権利・公正・社会正義」「民主主義・平和・気候正義(気候変動における公正)」の3つを柱に議論が行われました。

 

また、本会議に先立ち、前段会議(10/10-12)が開催され、日教組代表は、女性コーカス、ユースコーカス、Go Public! Fund Education(公教育予算の拡充)コーカスなどに参加しました。「壁を打ち破る―アジア太平洋地域の組合改革をリードする女性たち」と題したパネルディスカッションに参加した福山女性部長は、「社会を変革するには時間がかかるが、私たちにはその力がある」と力強く訴え、「教育はより良い未来を築くための基盤」であると締めくくりました。

 

地域会議の最終日に行われた「私たちの望む未来の実現に向けた組織化」と題したパネルディスカッションに参加した丹野書記長は、日教組が掲げる「平和・人権・環境・共生」を礎に今後も運動を展開していくことを表明しました。また、「理念なき運動は継続しない」との信念のもと、80年にわたり受け継がれてきた運動の歴史と理念を次世代へ継承していくことの重要性を訴えました。さらに、今回の地域会議において、丹野書記長はEIAP地域委員会議長に選出されました。

 

今回、日教組が提案した平和教育に関する決議を含め、EIAP地域委員会、各前段会議、加盟組織から提案された15本の決議が採択されました。決議では、組織力強化、平和、教職員の権利と公教育の擁護、ジェンダー平等と女性のリーダーシップ、学問の自由、ユースネットワークの設立、教員不足への対応など、教育を取り巻く重要課題が確認されました。これらの決議は、次回地域会議までの5年間におけるEIAPの運動の方向性を示すものとなります。

 

日教組は引き続きEIAPの仲間とともに、すべての子どもたちにゆたかな教育を保障し、それを支える教職員のウェルビーングの向上にむけてとりくんでいきます。

pagetop