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05はれんごうの日 11月は過労死等防止啓発月間

2023/11/01

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 11月は過労死等防止啓発月間です。連合では、働き過ぎでいのちを落とすことが断じてあってはならない、という強い想いを胸に「過労死等ゼロ」をめざしとりくんでいます。

 

 教職員の長時間労働の実態が社会的に認識されてきていますが、22年の文科省調査でも依然として過労死ラインを超えて働く教職員が多くいるとの結果でした。今の学校では、疲労回復に効果があるとされる充分な睡眠はもちろん、家族と過ごす時間や自分の時間をもつことすら難しい状況です。

 メンタルヘルスの不調で受診する教職員を診てきた医師は「学校の先生は病院に来るときにはもう、倒れる寸前の状態の方が多いです」「もっと早く休める状態にならないといけない」と話しておられます。

 

 11月は過労死等防止啓発月間です。働き過ぎを防止するためには、労働時間を客観的に把握し、職場内で業務を削減や調整することがとても重要です。

 ご自身、ご家族、職場のなかまの、こころとからだの状態をチェックしてみましょう。気づかないうちに不安やストレス、働き過ぎによる疲れがたまっていることもあります。

 

 労働組合・連合は、働くみなさんの「必ずそばにいる存在」です。働くことで何か困ったとき、職場に労働組合や相談窓口がなければ、お一人で悩まずに連合のなんでも労働相談ホットライン「0120-154-052」(フリーダイヤル、行こうよ、連合に)へ是非ご相談ください。

 相談は無料、秘密は厳守。問題の解決に向けて、みなさんのご相談にしっかりと寄り添っていきます。

 

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