働き方改革 ４月の街宣行動 - 子どもと教育の、より良い今と未来をめざします―――――

４月２５日 池袋東口にて学校の働き方改革を訴える街宣を行いました。

「ご通行中のみなさん！日本教職員組合です。学校の教職員の働き方の問題が、様々なマスコミでとりあげられるようになり、多くのみなさんからご心配をいただくようになりました。お子さん・お孫さんがいらっしゃるみなさん、お子さんやお孫さんの担任はいますか？」

この学校の大ピンチの声に、通行中のみなさんが立ち止まってくださいました。

現在、中教審の特別部会において、教職調整額を４％から10％以上に増額することや、担任手当を新たに支給することなどが審議のまとめとして議論されています。しかし、肝心な長時間労働是正策が示されていません。全国から集まった仲間からのリレートークで、現場の実態を訴えました。

学校現場では、採用試験の倍率低下、教職員不足、精神疾患の病気休職は過去最多を更新するなど課題が山積です。その解決策として日教組は「７つの提言」をうちだしています。また、働き方改革にむけた署名に、全国のみなさんから70万筆を超えるご協力をいただきました。

この4月からは、運輸、医療、建設等で労働基準法が完全適用され、長時間労働に歯止めをかけるとりくみが活発化しました。法律が変わり罰則が付けば、本気で工夫を凝らし、働き方が変わるのです。「７つの提言」の実現にむけ、まだまだ訴え続けます。