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連合08春闘 3・8国際女性デー中央集会開催
2008/03/13
連合08春闘 3・8国際女性デー中央集会開催
2008年3月13日
連合は、「すべての働く女性へ、均等・均衡待遇とワーク・ライフ・バランスの実現」をテーマに国際女性デー中央集会を3月8日、東京・よみうりホールにおいて開催しました。日本教職員組合からは関東ブロックを中心に40人が参加しました。
今年が「3.8国際女性デー」100周年にあたることから、「働く女性のあゆみ〜3.8国際女性デー100 周年によせて」がスライド上映され、女性の労働権の確立に向けた連帯の重要性を確認しました。3つの構成組織からの、ワーク・ライフ・バランスにむけたとりくみや、パート労働者と連帯したとりくみが紹介されました。最後に構成組織の代表が思い思いのメッセージを手に登壇、全体で集会アピールを採択して閉会しました。
集会に先立って、銀座においてリレートークおよび「バラ」配布などの街宣行動を行いました。土曜日ということもあって、街行く女性が足を止め関心を持って活動を見守ってくれる姿がみられました。
国際女性デーの起源は、1857年のニューヨークの被服工場で働く女性たちが、低賃金・長時間労働に対して行った抗議だといわれています。1908年3月8 日、女性労働者が賃金改善・労働時間の短縮・参政権を求めてデモを行ったことから、「3.8」を国際女性デーとし、世界各地で集会や記念行動が行われています。シンボルの「パン(アジアは米)とバラ」は、「賃金・労働条件の向上」「女性の尊厳・人権」を表しています。
ジェンダー平等は世界の潮流となりましたが、日本では、依然男女の賃金格差は縮まっておらず、ジェンダーの視点が政策決定に反映されていません。平和や平等の実現にむけたとりくみとともに、教職員のジェンダーを主流化していくとりくみが重要となっています。