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「戦争をさせない1000人委員会」6.19院内集会・官邸前抗議行動、6.20官邸前行動

2014/06/20

「戦争をさせない1000人委員会」6.19院内集会・官邸前抗議行動、6.20官邸前行動

 2014年6月20日

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日本教職員組合は、「戦争をさせない1000人委員会」による6.19院内集会・官邸前抗議行動、そして、6.20官邸前行動と、一連の行動に参加しました。

院内集会では、前泊博盛さん(沖縄国際大学教授・元琉球新報論説委員長)による「沖縄からみた集団的自衛権、国家秘密法、安倍政権」と題した講演がありました。そのなかで前泊さんは、「現在行われている集団的自衛権の議論は、あえて議論や例えを限定することによって、選択せざるをえない状況を作り出している。」、「武力攻撃を受ける・するという議論は、前提としてあるべき外交の努力が抜け落ちている。また、経済安全保障という観点がなくなっている。」、「憲法によって被害を受ける当事者がいれば憲法改正の議論があるかもしれないが、自己の利益のために憲法を改正するという考えは間違っている。」、「沖縄における米兵の犯罪件数は5800件で、そのうち凶悪犯罪と呼ばれるものは570件ある。しかし、抑止力が必要であるという声のみが取り上げられ、基地の問題が忘れられている。これは普天間基地撤去問題もそうであり、もともと撤去という話だったものが、いつの間にか移設しなければ撤去はできないという話にすり替わっている。認識を一方的にすることで国民が考えることを放棄させられている。」、「真に抑止力を求めるならば、安全保障条約を日米間だけではなくさまざまな国と結ぶべきではないか。軍事安保だけではなく、経済安保を含め、人間全体の安全保障という観点で考えていくべきである。」と述べました。

その後、首相官邸前に移動し、市民と連帯した抗議行動を行いました。

翌20日8時からの官邸前抗議にも参加し、宗教者・市民と連帯した行動を行いました。

19日の集会・抗議行動には、1000人を超える参加者が集まりました。集団的自衛権の解釈変更に反対する運動は、急速に拡大しています。

一連のとりくみには、神本美恵子参議院議員をはじめ、多数の国会議員が激励に訪れました。

情勢は依然として緊迫しています。日本教職員組合は憲法理念を否定するあらゆる動きに反対するとりくみを続けます。

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