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6.17「戦争をさせない」官邸前緊急行動

2014/06/17

6.17「戦争をさせない」官邸前緊急行動

 2014年6月17日

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日本教職員組合は、戦争をさせない1000人委員会による「閣議決定阻止! 6.17官邸前緊急行動」に参加しました。これは、火曜日・金曜日の朝に行われる閣議にタイミングを合わせた行動です。

同委員会事務局長の内田雅敏さん(弁護士)は、「砂川判決や1972年の政府見解を持ち出す等、あちこちからつまみ食いをする手法は危険である。集団的自衛権の行使容認は限定的であると表明しても、今後の運用でどうにでもなってしまう。」、「戦後の日本は戦争しない憲法と日米安保条約が同居するという状況にある。これまで日米安保が憲法9条を空洞してきた歴史の中でも、集団的自衛権は認められてきていない。このことを一内閣の解釈で勝手に変更してはならない。」、「集団的自衛権の行使は中国をはじめとするアジア、はてには世界の平和のために絶対に許してはならない。未来の子どもたちに平和な世界を引き継ぐためにもとりくみをすすめてほしい。」と述べました。

平和・人権・環境福岡県フォーラムの代表として、梶原正実さんは、「6月15日に『戦争を許さない福岡県民委員会6.15発足集会』を行った。会場には座れない方が出るほどに大勢の参加者が集った。戦争を許さない、子どもたちを戦場へ送らないという意識を持った方々に集まっていただいたのだと感じている。」、「閣議決定で憲法の解釈をするということはありえない。実際に誰が紛争地に行き、戦争をすると思っているのか。誰もが戦争をしてはいけないということを日本は憲法9条を中心に69年間訴えてきた。これから先も訴えていくことが大切ではないか。」と今後のとりくみに対して決意表明を行いました。

神本美恵子参議院議員ほかの激励もあり、参加者一同の団結をますます強めた行動となりました。日本教職員組合は、今後も同委員会とともにとりくみを強化し、憲法理念を否定するあらゆる動きを許しません。


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