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2022過労死等防止啓発月間(11月) ~毎月05日はれんごうの日~
2022/11/01
11月は過労死等防止啓発月間です。
「過労死等ゼロ」働き過ぎでいのちを落とすことが断じてあってはなりません。
「過労死等」とは、長時間労働など、働き過ぎが原因で発症した脳や心臓の病気、仕事による強いストレスが原因で発病したうつ病などの精神障害、これらの病気により死亡、自死に至ることとされています。
日本では、毎年約200人以上の方が過労死、過労自殺により亡くなっています。これは、労災認定された方々の数であり、氷山の一角にすぎません。実際は、もっと多くの方々が、死に至るほどの長時間労働やハラスメント、ストレスに苦しんでいます。
あなたもこの機会に「セルフチェックリスト」で自分の働き方、こころとからだの状態を確認してみませんか。
働き過ぎを防ぐためには、労働時間をきちんと把握し、管理することがとても重要です。あなたの職場には、タイムカード、ICカードやパソコンの記録など労働時間を客観的に把握する仕組みがありますか。
テレワークでは、「仕事とプライベートの区別があいまいになる」、「出社勤務時よりも長時間労働になる」などの課題が明らかになっており、働いた時間をしっかりと記録することが重要になります。
そして、出来れば、職場の仲間と一緒に、正確な労働時間管理が行われるよう、職場へ働きかけてみて下さい。
労働組合・連合には、労働相談ホットライン「0120-154-052」(フリーダイヤル、行こうよ、連合に)が設置されています。
働くなかで長時間労働やハラスメント、賃金未払いなど何か困ったとき、職場に労働組合や相談窓口がなければ、お一人で悩まずに相談してください。相談は無料、秘密は厳守。問題の解決に向けて、みなさんのご相談にしっかりと寄り添い、一緒に解決をめざします。