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第2回 TOMO-KEN開催 「友に学ぶ・共に学ぶ」

2010/11/04

第2回 TOMO-KEN開催 「友に学ぶ・共に学ぶ」

2010年11月4日

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10月30日~31日、日本教育会館において、第2回TOMO-KEN(青年教育実践交流集会)が開催され約300人が参加しました。本集会は「友に学ぶ・共に学ぶ」を合言葉に、青年教職員が自分自身の実践について見つめなおし、「子どもの実態」にどうかかわってきたかを再確認するとともに、「これから子どもたちとどのような社会を創っていくのか」を議論し、発信することを目的としています。

全体会では、小西清一日本教職員組合中央執行副委員長から、「『第2回TOMO-KEN』が一人で抱え込まない、視点を広げるといった『気づきの場』になり、職場の教育研究・実践の活性化につながるとありがたい。私たちの職場は協力・協働(力を合わせて、共に専門性をいかして働く職場)です。若い力を大いに必要としています。」とあいさつがありました。
また、山本宏美TOMO-KEN副実行委員長からは「わからないことはわからないと青年らしく思いきりいい、議論ができるTOMO-KENにしていきましょう。」と参加者に投げかけました。

2日間にわたる分科会では、子どもの権利条約や貧困、人権など子どもにかかわるさまざまなテーマで討論が行われました。

参加者からは、「『自分から話したり学んだりしていかなければならないこと。』や『ひとりよがりにならないこと』など当たり前のことを忘れていた。他の職種の方と話をすることで気づかされました」「何を目的として、どのような手段をとるのかよく考えて行動していきたい。話し合いの中で、手段が目的になってしまっていることがあるように感じた」という感想がありました。

会の最後に、江藤創平日本教職員組合青年部長から、「自分自身の働き方、職場や組織に対しての課題を見つけられたでしょうか。すべてに満足している人は少ないと思います。その『不満足』を一つ一つ取り除いていくことが大切だと思います。」「物事を知らないことで、知らないうちに誰かを傷つけていることもある。学習をすること、学習の機会をどう作っていくかが大切です。」と述べ、集会を終了しました。

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