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共有を明日の力に ~2010年度平和集会

2010/11/15

共有を明日の力に ~2010年度平和集会 

2010年11月15日


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現地調査で説明する石川さん

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丸木美術館『原爆の図』の前で

10月23日~24日、埼玉県において「2010年度日本教職員組合平和集会」を開催し、約150人が参加しました。

今年度の日本教職員組合平和集会は、尾道市議会議員・広島沖縄県人会の城間和行さんによる「沖縄と固く結ぶために」と題した講演を行いました。また、埼玉での開催にあわせ、狭山事件再審請求中の石川一雄さんによる講演および、狭山事件学習会や現地調査を行い、石川さんから「獄中で文字を知ったことで人生が豊かになった。教育の力は大きい」と、教職員にむけたメッセージをいただきました。

分科会では、米軍基地問題・核と人権の問題・戦後補償の問題・国際連帯の問題・平和教育等についてリポート発表と討議が行われました。現地・現場でなければわからない、徳之島の基地移転反対運動や、福島原発とプルサーマル、北海道の幌延深地層研究センター、珠洲原発『凍結』等についての報告がありました。

沖縄の普天間基地移設問題については、
「ずっと話題になっていた基地問題であるが、職員室では話題にならない。授業では日米安保について学習をしている。しかし、高校生からは、『そんなに簡単になくならないでしょう』『自衛隊を縮小したら敵に攻めてこられるでしょう』という反応だった。想像以上にマスコミ等の影響力は強い」
「基地があるのはおかしい、と言い続けていくことが大切ではないかと思う。基地はよそに持っていけばよいという問題ではない、ということを改めて思うことができた」
等の感想がありました。

最終日はフィールドワークを行い、『原爆の図』が展示される丸木美術館や、埼玉県平和資料館を訪れました。集会で採択されたアピールは下記をご参照ください。
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2010年度日本教職員組合平和集会アピール

20101023.pdf

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