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第75回教育祭

2010/11/04

第75回教育祭

2010年11月4日

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日本教職員組合は、10月31日、大阪城公園内の教育塔前で第75回教育祭を行い、全国各地から遺族ら850人が参列されました。今回、新たな合葬者は9名で、これまでの総合合葬者は、27,135人となっています。

教育祭は、1934年9月、関西地方を襲った室戸台風により、多くの児童・生徒・教職員の尊い命が奪われたことを追悼するため、大阪の教育界を中心に、全国の教職員・教育関係者の努力によって始められました。

以来、学業なかばにして尊い命を失った児童・生徒、不慮の災害、病気などにより命を絶たれた教職員・保護者ならびに教育関係者の方々を心から追悼し、その名を長く記憶にとどめ、再びこうした不幸な出来事が起こらないことを願い、日本教職員組合は毎年、この教育塔の前で教育祭を執り行っています。

主催者を代表して中村讓中央執行委員長は、「子どもたちを慈しみ育むことが出来る社会こそが、未来を拓きます。子どもたちが主人公である学校、その成長を支援する教職員と応援する保護者とが手をつなぎ合い、共に学び、共に成長する教育環境と生活環境を整備することが私たちの使命です。そのために教育関係者はもとより、すべてのおとなが協力し、助け合い、その実現に引き続き努めることを改めて、この場でお誓いいたします。」と追悼の詞を述べました。

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