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安倍政権の暴走を許さず、安保関連法案の廃案をめざす 8.23日本教職員組合決起集会

2015/08/28

安倍政権の暴走を許さず、安保関連法案の廃案をめざす
8.23日本教職員組合決起集会

 2015年8月28日

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日本教職員組合は、「安倍政権の暴走を許さず、安保関連法案の廃案をめざす8.23日本教職員組合決起集会」を都内で開催しました。「教え子を再び戦場に送るな」をスローガンとする日本教職員組合にとって、安保関連法案の成立を阻止するとりくみは、極めて重要です。

冒頭、加藤良輔委員長は、いわゆる安倍談話の問題点を指摘するとともに、安倍政権が主張する「積極的平和主義」は、ヨハン・ガルトゥング博士が提唱している本来の意味(貧困、抑圧、差別など構造的暴力のない状態)をねじまげていると指摘しました。さらに、「我々の歴史認識をどう子どもたちに伝えていくか問われている」と教職員の責務を参加者に述べました。

神本美恵子参議院議員は、安倍談話の「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。」という部分にふれ、「これまでの謝罪をことごとく台無しにしてきたのは誰でしょうか。」と批判しました。そして、「大人が憲法を守るように頑張っている姿を子どもたちに伝えていただきたい。」と安保法案廃案にむけて、全組織をあげて引き続きとりくむよう呼びかけました。

辻元清美衆議院議員は、「集団的自衛権は違憲であると、これまで私たちが言ってきたことを、今みんなが言い出した。」と運動の成果を語りました。また、民意と国会情勢にねじれが生じている現状を指摘し、「私たちが正しい多数派なんです。」と激励のメッセージを話されました。

その後、北海道、新潟、奈良におけるとりくみについて紹介されました。北海道では大通り公園での集会など、各地で集会・街宣行動等を行い、「9ちゃん」という独自のゆるキャラを登場させたとりくみを行っています。奈良では、「なんとかせんとくん」という独自のゆるキャラと一緒にとりくみを実施しています。新潟では、学習会で安保関連法案の問題点を共有化し、社会的対話につながる具体的な行動を行っています。

なたにや正義参議院議員は、「日本は、戦後70年間、どの国の敵にもならなかった。」と述べ、平和憲法を守ってきた意義を述べました。そして、「この危機を全国津々浦々の皆さんの諸行動とともに、全力で乗り切っていく。」と決意を改めて表明しました。

最後に加藤委員長による「団結がんばろう」を行い、今後の山場にむけて、引き続き力強くとりくんでいくことを誓いました。

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