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第163回中央委員会開催

2020/12/01

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11月30日に日本教職員組合は第163回中央委員会を開催しました。

新型コロナウイルス感染症への対応として、参加形態を対面とWebとの併用として実施しました。

清水秀行中央執行委員長は、あいさつの中で、世界的な規模で感染が拡大した新型コロナウイルス感染症が、社会・経済に与えた影響は極めて大きなものとなっていることにふれ、その渦中において、感染症対応の最前線となる公立学校共済組合の直営病院で、感染リスクにさらされながら働く公立連合の仲間に敬意を表しました。
また、感染症対応をしながらの学校現場の状況について「いつまで続くか分からない過酷な勤務状況に、肉体的にも精神的にも耐えられるのか不安」との切実な声があがっていることについてふれ、「私たちは、多発する自然災害や新型コロナウイルス感染拡大を通して、日本社会のあり方、生活のあり方を根本から問い直し、すべての人々や子どもたちが安心して暮らしていける、持続可能な社会や教育を創造していかなければなりません、と意思表明しました。

その後、討論では、出席した代議員より、少人数学級編制、定数改善、免許更新制、働き方改革等について、学校現場の実態をふまえた多くの視点から活発な発言がありました。

今後の運動の展開等について日本教職員組合は、全国連帯でとりくみをすすめていくことを確認しました。また、以下の2つの特別決議も採択されました。

学校の働き方改革と少人数学級の実現を求める特別決議

立憲主義を取り戻し、憲法理念の実現をめざす特別決議

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