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余震に怯える子どもたち、組合員も災害ボランティアに参加

2007/04/16

余震に怯える子どもたち、組合員も災害ボランティアに参加

2007年4月16日

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組合員から被災状況を聞く森越委員長(左)

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県教組の災害ボランティアを激励

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地震により使用できなくなった体育館

3月25日午前9時42分に発生した能登半島地震により、輪島市、穴水町を中心に死者1、重傷者26、軽傷者283、全壊553、半壊901、一部損壊7,389、非住家被害2,174(4月12日現在)の被害が発生しました。

仮設住宅の建設も始められていますが、今も15箇所の避難所で318人が困難な生活を強いられています。

被災地の学校では、鉄筋コンクリートの柱に亀裂が入る、校内の備品が散乱する、暖房器具や棚が倒れる、体育館の天井が落ちそう、渡り廊下が潰れるなどの被害が出ています。

日本教職員組合は、4月13日に森越委員長が現地を訪れ、災害見舞いカンパを石川県教組、石川高教組に届けました。

穴水輪島支部教育会館には柚木県教組委員長、坊高教組委員長とともに、県教組支部委員長、書記長、高教組輪島分会役員が集まり、日本教職員組合の見舞金に全国連帯の気持ちがとても嬉しいと感謝が述べられました。

現地の参加者からは、自宅も被害にあう中で児童・生徒の安否を気遣い、校舎の片付けなどもしなければならない状況で、ボランティアの人たちには助けられている、余震に恐怖を覚えることなどが生々しく語られました。

森越委員長は、連合中央執行委員会でも能登半島地震が話題になり、阪神淡路大震災を経験した単産役員から、災害に復興に教職員組合が献身的に働いたことに感銘を受けたことが報告されたことを話しました。

また、学校の被害状況を視察するとともに、県・高教組の組合員が災害ボランティアとして活動している現場を訪れ、激励をしました。

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