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「子どもの自己肯定感育てよう」子どもの人権連総会 国連・障害者権利条約の動向の報告も

2007/11/16

「子どもの自己肯定感育てよう」子どもの人権連総会
国連・障害者権利条約の動向の報告も

2007年11月16日

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子どもに自己肯定感を、と訴える喜多明人さん(右)

国連・子どもの権利条約の普及・促進をはかる「子どもの人権連」(日本教職員組合も団体として加盟)の第22回総会が16日、都内で開かれました。総会に続く学習会で、早稲田大学の喜多明人さんは、戦後第3のいじめ問題のピークと言われる状況に触れながら、「自尊感情や周りに受け入れられた経験のない子に、人を大事にしろといっても無理。処罰主義でなく、子どもの自己肯定感を育てることこそ重要だ」と強調しました。

また、国連・子どもの権利委員会のウォッチングを続ける平野裕二さんから、国連・障害者の権利に関する条約などをめぐる状況が報告され、外務省の条約の仮訳からは、条約の射程を狭く限定する傾向が見てとれることなどが指摘されていました。なお、同条約について、日本政府は今後批准する意向を示す「署名」については済ませており、今後の施策の動向を含め、政府の対応が注目されます。

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