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「ゆたかな学び」を保障する公教育の充実を 日本教職員組合中央委員会開催

2007/12/14

「ゆたかな学び」を保障する公教育の充実を
日本教職員組合中央委員会開催

2007年12月14日

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委員長あいさつ

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討論する中央委員

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討論する中央委員

日本教職員組合は第149回中央委員会を12月13日に開催しました。国会が新テロ特措法案を成立させるため、与党によって強引に再延長されようとして緊迫し、08年度政府予算案の折衝が大詰めを迎える中での開催となりました。

森越委員長は政権交代のない長期政権がチェック機能を失い、緊張感のなさからくる停滞・腐敗・堕落により、防衛省守屋前次官の汚職や厚労省のC型肝炎放置や年金問題等など、国民が眼中にない姿が次々に露呈していると、厳しく指摘しました。また、PISA2006にふれ、知識量よりもそれを応用できる力が重要であり、一人ひとりの子どもに目が行き届くよう、少人数学級・教職員定数増・学校施設改善などの環境整備に予算をかける必要性を強調しました。

討論には17単組から発言があり、(1)文科省が導入を進めようとしている新しい職設置等にどう対処しくのか、(2)悉皆で行われる全国学力・学習状況調査の弊害を明らかにし、文科省交渉をいかに強化していくのか、(3)08年4月の改正労働安全衛生法施行を契機として職場の超勤・多忙化をいかに改善していくのか、(4)高校入試の全県一区制により地域の高校が統廃合されることにいかにとりくむのか、(5)教育研究活動を保護者・地域に開かれたものにし、教育実践に自身をもち地域に打って出ることの重要性等などが、全国各地、単組の具体的な活動を踏まえて論議されました。

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