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子どもたちに平和な未来を 母と女性教職員の会全国集会

2009/09/01

子どもたちに平和な未来を 母と女性教職員の会全国集会
 

2009年8月3日

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8月1日~2日にかけ、東京・日比谷公会堂などを会場に「母と女性教職員の会全国集会」を開催しました。今年度は「子どもたちに平和な未来を-とりもどそう!人として尊重される社会を-」をテーマとして、全国からのべ2,000人が参加しました。

開会行事は「お楽しみさまです」というお母さんのあいさつで始まりました。「お疲れさま」や「ご苦労さま」ではなく、「お楽しみさま」という表現を使っているという言葉に、続いて立った日本教職員組合中村委員長や日政連なたにや正義参議院議員も「お楽しみさまです」とあいさつしました。

続いて「子育てと学力~子どもの心に寄り添っていますか~」と題して、野口克海さん(大阪教育大学監事)の講演がありました。「子どもと向き合うのではなく、子どもと並んで、同じ方向へ歩んでいくことが大切」「大切にされ必要とされていると感じるなかで、子どもは『生きる力』を持てる」と語られました。

歌とトークのコーナーでは、こんのひとみさんが「小さな声を受けとめて」というテーマで、お世話になった校長先生の死と母の死が重なったことなど自らの人生を通して、「他者への思いを大切にし、生きていきましょう」と語りかけました。

2日目はテーマ別に15の分科会を行いました。
「乳幼児分科会」では、保護者の方から「子育てについて『母女』で語られることはすばらしい。子育て、子育ちの困難さは同じであり、『地域で何とかしよう』『人の役にたちたい』と努力している。ボランティア、ネットワークづくりなど、親や子どもたちを中心に、いろいろな人とのつながりやかかわりも含め、経験を共有し考えていきたい」との発言がありました。この他にも、分科会では「つながる」「つなげる」というキーワードが多くありました。

※母と女性教職員の会全国集会
 1954年、人権や平和を守るには、お母さんたちと教職員が手をつなぎ、ともに運動することが必要だと提起されて以来、56年間各地で連綿と積み重ねてこられた草の根運動である「母女の運動」の全国集会です。

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