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しめやかに 第74回教育祭

2009/10/28

しめやかに 第74回教育祭

2009年10月28日

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日本教職員組合は10月25日、大阪城公園内の教育塔前で、第74回教育祭を全国各地から遺族ら900人の参列者とともに行いました。今回は新たに21人が合葬され、これまでの総合葬者数27,126人となっています。

主催者を代表して中村讓委員長が「今日、子どもたちを取り巻く環境は、決して安全で、安心のできるものではありません。地震や風水害などの自然災害や火災、交通事故などの人的災害などさまざまです。子どもたちを慈しみ育むことが出来る社会こそが、未来を拓きます。子どもたちが主人公である学校、その成長を支援する教職員と応援する保護者とが手をつなぎ合い、共に学び、共に成長する教育環境と生活環境を整備するために教育関係者はもとより、すべてのおとなが協力し、助け合い、その実現に努めることをお誓いいたします」と追悼の言葉を述べました。

教育祭は、子ども、教職員、教育関係者の尊い生命を誠をもって追悼し、失われた生命の在りし日に想いを寄せ、その人の記憶を長く記憶にとどめ、不幸な出来事が再び起こらないように願って執り行う無宗教の行事です。また、教育塔は日本教職員組合が1948年から維持・管理を続けています。

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