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あらためて、人権としての教育を ~日本教職員組合第98回臨時大会

2010/03/17

あらためて、人権としての教育を ~日本教職員組合第98回臨時大会

2010年3月17日

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あいさつをする中村讓中央執行委員長

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2010年度の新執行部

日本教職員組合は、3月15日、第98回臨時大会を開催しました。

冒頭、中村讓中央執行委員長は、あいさつのなかで北海道教職員組合に対する政治資金規正法違反容疑の問題に触れ、「事態が生じたことは、大変残念であります。日本教職員組合としては、公平、公正な選挙による民主主義の確立のため、再度『法令遵守』の徹底をはかっていく必要があると考えております」と述べました。

また、子どもの人権の問題について「例えば、新型インフルエンザに関わって、最初に感染した子どもや在籍校には誹謗・中傷を含む問合せが殺到したという報告を受けました。この種の事例が学校内外にはまだまだ多くあります。人権感覚を磨き、ていねいに解決していく姿勢を持ち続けたいと思います」としました。

討論のなかでは、貧困・格差の問題に関連し、あらためて「教育の機会均等」について、「教育を受けることそのものが人権である。教育の機会均等が問われているなか、社会との接点としての学校になっていけるような条件整備をすすめたい」「教育に国が責任を持つことが大切である。自治体の財政力で、教育の環境が左右されてはならない」などの発言がありました。

また、子ども救援カンパを利用して、高校の授業料を滞納している生徒に支援金を給付した事例等も報告されました。

大会では、2010年度から2年間の日本教職員組合役員選挙も実施され、中村讓中央執行委員長が再選されました。
 最後に、「職場のつながりを再構築し、組織拡大をすすめる特別決議」「すべての子どもたちに中等教育の実質無償化を求める特別決議」を採択し、大会を終了しました。

子ども救援カンパ最終報告、および特別決議の全文につきましては、以下をご参照ください。

ダウンロード

 

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子ども救援カンパ最終報告PDF

kdomo.pdf

 

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職場のつながりを再構築し、組織拡大をすすめる特別決議

soshiki.pdf

 

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すべての子どもたちに中等教育の実質無償化を求める特別決議

koukou.pdf

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