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沖縄戦『集団自決』修正指示撤回を求める要請書 署名10万筆を提出

2007/06/18

沖縄戦『集団自決』修正指示撤回を求める要請書 署名10万筆を提出

2007年6月18日

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要請署名を政党代表に渡す松田委員長

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熱気にあふれた会場の様子

6月15日衆議院議員会館で「沖縄戦の歴史歪曲を許さない沖縄県民大会」の東京行動・院内集会が開催されました。

沖縄高教組の松田委員長が怒りに声をふるわせながら、「最後の最後までみんなでがんばろう!」と声をあげて集会が始まりました。

200人(日本教職員組合からは約100人)ほどが集まった熱気あふれる会場では、はじめに琉球大学の高嶋さんから「実際にこの教科書が印刷されるまでにはまだ時間がある。削除の撤回を求めてがんばりましょう!」という話がありました。

民主党・喜納昌吉さん、社民党・保坂展人さんはじめ多くの議員から激励のあいさつがあり、平和フォーラムはじめ、多くの仲間からも連帯のあいさつがありました。

戦争中、「いざという時には、これで自決するように!」と軍から渡された手りゅう弾2ヶを使うことがなかったので、今ここにいることができるという75歳の男性の話で、今回のこの歴史歪曲の問題の大きさを参加者一同共有しました。

実行委員会の事務局長の福元・沖縄高教組書記長から、「現在41市町村議会中26が意見書を採択している。県議会でも採択の方向へ動いている」との報告がありました。

今日までに集まった「高校歴史教科書検定での沖縄戦『集団自決』に関する記載内容」への修正指示撤回を求める要請書」の署名は10万筆近くにのぼり、文部科学省、衆議院議長、各政党へ提出されました。

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