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第4回TOMO-KEN(青年教育実践交流集会)開催
2012/10/16
第4回TOMO-KEN(青年教育実践交流集会)開催
2012年10月16日
10月13日~14日、日本教育会館において、第4回TOMO-KEN(青年教育実践交流集会)が開催され、約300人が参加しました。
「友に学ぶ・共に学ぶ」を合言葉に「TOMO-KEN」と名づけられたこの集会は、青年層の「もっと実践について話をしたい」というニーズの高まりから立ち上げられました。子どもとの関わりを考え、悩みと実践を交流し、それを全国の仲間に環流することをめざし、2009年度から開催されています。
全体会では、加藤良輔日本教職員組合中央執行委員長から、「子どもたちを排除しない、常に子どもたちに寄り添う、子どもたちが支えあう教育をどう実現していくのか。全国で日夜悩み、努力している仲間とともに、その教育実践の交流をTOMO-KENの場でしてもらえれば、と思います」とあいさつがありました。また、押部逸哉TOMO-KEN実行委員会事務局長は、「普段、同僚と情報交換したい、他の人の実践が知りたい、と思っても、職場が多忙すぎてなかなかそれができない、という人も多いと思います。今日からの2日間は、同じ青年層同士で、その悩みや実践を思い切り出してほしいと思います」と述べました。
分科会は、「子どもが主役の学校・学級づくり」「子どもへの支援・対応」「地域・保護者との関わり」などのテーマで話し合われました。参加者からは、「自分が職場では相談しずらいことを、みんなが親身になって考えて、意見を出してくれて、TOMO-KENっていいなぁと思いました」「全国それぞれで状況が違うということをぼんやりとわかっていたつもりでしたが、今回参加してみて、具体的にこんなに違うんだ、ということが見えてきて、とても刺激を受けました」等の感想がありました。