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「学校の大ピンチ」を救う方策を求める署名 70万筆到達!

2024/03/26

【署名最終筆数 70万筆超余】 

「学校の大ピンチ」を救う方策の実現を求める署名は最終 701,254筆でした。ご協力ありがとうございます。

   12月初旬から3月4日まで実施した標記署名698,091筆を、3月13日中教審・文科省に提出しました。その後、追加が届き、最終筆数が70万筆を超えました。ご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございます。

  中教審の議論は3月で10回を終え、今後、最終的なまとめを行う見通しです。学校現場が実感できる学校の働き方改革の実現、長時間労働是正にむけ、日教組では引き続き全国連帯でとりくみます。

 

【3月14日 臨時集会開催】

  東京大学名誉教授小川正人さんによる講演「中教審『質の高い教師の確保』特別部会の議論に対する基本的評価と課題」を開催しました。小川さんは18-19年の中教審学校の働き方特別部会の部会長をされていました。

 前回中教審での積み残しの課題として、労基法と給特法の二重基準を挙げ、萩生田文科大臣(当時)も国会答弁で給特法について、「3年後の教員勤務実態調査をふまえ、法制的な枠組みについて見直す」ことや、「法制定時当時のようには機能していない」こと、また、「労基法とずれがある認識は見直しの基本となる課題」と述べ、給特法の課題認識を示していました。このことを踏まえ、今中教審での議論すべき政策的な選択肢についてお話しいただきました。

3.14持続可能な学校を求める緊急集会 資料

 

【3月18日第7回になる街宣行動を実施】

 梶原貴中央執行副委員長、小林美奈子書記次長に加え、今回は清水秀行連合事務局長、日教組青年部長からスピーチがありました。

 清水連合事務局長からは、春闘での高い賃上げ実現、有期や短時間、契約等で働く労働者も正規を上回る賃上げの成果にふれ、「働く人がやりがいを持って働けること、それは賃金だけではない。人間らしい生活ができる賃金があること、合わせて生活に必要な

清水連合事務局長

時間があること、ワークだけではないワーク・ライフ・バランスの取れた生活ができることが必要。学校の先生は、〇〇教育が増えていること、さまざまな背景のある子どもたちへの対応など、朝から晩まで働いても時間がない。もっと子どもたちに寄り添いたい、話をしたいと思っても時間がな

 

い。体調が悪くても休めない。そんな学校の働き方は変えなくてはいけない。多くの人にこんな学校の働き方を変えることを一緒に考えていただきたい。」と訴えていただきました。

 青年部長からは自身の中学校での部活動指導にかかわって、「自分もやったことのない部活動顧問をいくつもしてきました。担当する部活動が変わるたびに、ルールを勉強したり、講習に行ったり。全然わからない私にも子どもたちは「先生、今日は部活来る?」とキラキラした目で聞いてきます。もっとがんばろう、と思います。でも会議や緊急の対応があって部活動に行けない時もありました。もっと学校に余裕があったら・・・といつも感じています。授業準備をする時間、気になる子の話を聞く時間、家庭と連絡を取る時間、今はどれも満足にできません。そして体調を悪くして休む先生や辞めてしまう先生もいます。本当に「今、学校が大ピンチ」なんです。。産休や育休で休む先生の代わりの先生もいません。ぜひ、みなさんにも、担任の先生がいないような学校がないように、学校の働き方を考えていた

だきたいです」と訴えていただきました。

「学校が大ピンチ!」スタッフジャンパー初登場です

まもなく4月を迎えます。再度全国で「学校が大ピンチ」を訴え、社会全体の課題としていきましょう。

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