【青年部】17春闘・組織強化拡大全国交流集会　開催 - 子どもと教育の、より良い今と未来をめざします―――――

2月10日～2月12日、青年部は静岡県で全国152人の仲間とともに「春闘・組織強化拡大全国交流集会」を開催しました。集会では、自身の職場・生活実態を見つめ、学習や交流、議論を通して、課題を明確にし、職場要求の実現をめざすことを主な目的とし、「春闘とは何か」、「なぜ民間の労働組合と共に頑張る必要があるのか」、「私たちの賃金はどのような流れで決まっていくのか」などを確認した上で、それぞれの職場の悩みを交流しました。
また、「わたしたちの職場ではルールが守られていますか？」（DVD資料）や「とりもどせ！教職員の「生活時間」－日本における教職員の働き方・労働時間の実態に関する研究委員会報告書―」（連合総研）を共有し、教職調整額は時間外勤務手当ではないこと、給特法が超勤の歯止めになっていないことなどについて理解を深めました。その上で、労基法を根拠として管理職に勤務時間の把握を求めていくことと、長時間労働を是正するためには私たち自身の働き方の意識も変えていく必要があることを確認しました。
　分散会では、それぞれの職場の実態を出し合い、それらをどのようにして解決していくかを議論し、それぞれ情宣紙を作成しました。主なテーマを①多忙化解消や職場における連携、②私たちの賃金・労働・雇用条件、③わたしたちをとりまく教育情勢、とし議論しました。じっくり一日を使っての交流は、参加者の「絆」を深め、それぞれの「実践のふりかえり」となり、「元気になった！」という感想が多く寄せられました。
　改めて青年の大きなエネルギーを感じる集会でした。青年一人では解決できない課題が山積していますが、今後も、青年部員として横につながり、単組組合員として縦につながり、多くの仲間と連携し青年から職場を盛り上げていきます。